パラリンピックの伯国代表 障害の原因の18%は交通事故

 リオデジャネイロ・パラリンピックが7日夜、リオ市のマラカナン競技場で開幕する。ブラジル・パラリンピック委員会(CPB)のデータによれば、280人あまりのブラジル選手団のうち少なくとも50人(約18%)の抱える障害が交通事故によって引き起こされたものだという。フォーリャ紙が5日付で報じている。

 ブラジルは、世界で最も交通事故と事故死者数が多い国の一つで、統一保健システム情報部門(ダタスス)によると、2014年度には国内で4万3075人が交通事故で死亡している。

 この調査はフォーリャ紙がCPBのデータを基に集計したもので、ブラジル選手団287人中282人が対象となった。選手の平均年齢は31歳。

 世界保健機関(WHO)が13年までのデータをまとめたグローバルレポートによると、ブラジルは自動車事故による死亡数が米州で4番目に多く、人口10万人中23.4人の割合となっている。ブラジルより高い割合となっているのは、ベリーズ、ドミニカ共和国、ベネズエラの3カ国。

 ブラジルのパラリンピック選手団はこうした状況を反映し、交通事故による障害の割合が5人に1人となっている。

 他の一般的な事故による障害者を含めると、全体の35%に上昇する。4%にあたる12人は銃器による事故、37人(13%)は職場や自宅、何らかのレジャー活動で起きた事故で負傷している。

 さらに全体の38%は、先天性あるいは出生合併症後に障害者となったという。

 CPBは7日から始まるリオ大会で、獲得する総金メダル数を基準に決定されるトップ5位以内に入る事を目標に掲げている。

 ブラジル選手団は12年のロンドン大会で43個のメダル(金メダル21個、銀メダル14個、銅メダル8個)を獲得し、7位に入賞している。

 オリンピックの世界とは異なり、パラリンピックでブラジルは最も参加選手が多い国となっている。ロンドン大会では189人が競技に参加したが、リオでは287人が参加する予定で、最多を記録している。

2016年9月7日付け

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