ファッション写真家のタカノ氏 写真展・自主作品制作に意欲

ファッション写真家のタカノ氏 写真展・自主作品制作に意欲
来社したタカノ氏

 日本生まれ、ブラジル育ちのファッション・フォトグラファーであるタカノ・ミケランジェロ・ノブオ氏が、バイア州での撮影を主な目的に、1月半ばから今月半ばまでの約1カ月間にわたってブラジルに滞在した。

 米国ファッション雑誌の「GQ」や「VOGUE BRAZIL」等の仕事を幅広く手がけているタカノ氏は、10年ほど前からブラジルの「黒人」をテーマにバイア州での撮影を実施してきた。数年後の写真展開催と将来的な初の写真集出版を目的に、今回、4回目となる撮影を行った。

 6年ほど前から写真展開催を考えていたというタカノ氏はここ数年、バイア州での作品作りに力を注いでおり、ブラジル的なファッションとして「黒人は白人よりダイナミック」と強調。また、ブラジルの黒人がアフリカから渡ってきたことや、バイアが元々の首都だったことにも魅力を感じているとし、「リオはきれいでバランスが取れているが、バイアは危なくて汚いところが面白い」とバイアをテーマにした理由を説明する。

 また、ブラジルの有名ファッション・エディターのジョバンニ・フラッソン氏が13人の「VOGUE」カメラマンらを使って昨年6月に発刊した写真集「1万950日のファッション」に、同氏の友人であるタカノ氏の作品も4枚掲載されたことが、自主制作への気持ちを後押ししたという。

 来年2月のカーニバル時期に、バイアで5回目の撮影を行う考えを表し、「早ければ2年後、遅くても3年後にニューヨークやパリで写真展を開きたい」と語るタカノ氏。「自分が育ったブラジルをテーマに、これまでやって来たものを残す価値がある」と、写真展及び写真集自主制作に向けて意欲を見せていた。

2017年2月14日付

コメント1

  • 石津 浩敏 Reply

    2017年05月28日 at 01:19

    いつも精力的に前向きで独特な世界感を持ってるアーティスト尊敬しています。

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