ブラジルの人口 47年に2.3億人に、48年から減少へ

 ブラジル地理統計院(IBGE)が25日公表した研究結果によれば、現在2億800万人のブラジルの総人口はこれから約30年の間増加を続け、2047年には2億3320万人に達する。しかし、48年以降は徐々に減少し、60年の時点では2億2830万人となる。伯メディアが同日付で伝えた。

 IBGEの研究「ブラジルの人口推計」の18年の見直しは、1人の女性がその生涯に産む子供の数の平均を表す合計特殊出生率、死亡率、人々の移動などといった変数に従ったブラジルの人口増加の動態を詳述しており、首都ブラジリアを含む27州の人口について推計している。

 それによれば、ピアウイー、バイア、リオ・グランデ・ド・スル、アラゴアス、ミナス・ジェライス、パライバ、リオ、セアラー、ペルナンブコ、マラニャン、パラナ、リオ・グランデ・ド・ノルテの12州においては、州外へ出て行く人々の数が州内に入ってくる人々の数を上回ることによって48年よりも前に人口減少が始まる。

 これに対し、ゴイアス、マット・グロッソ、マット・グロッソ・ド・スル、サンタ・カタリーナ、アマパー、ロライマ、アマゾナス、アクレの8州においては60年まで人口減少が予想されていない。

 なお、先に挙げた12州の中ではピアウイー、バイア、リオ・グランデ・ド・スルの3州が、州民の他州への流出と合計特殊出生率の低下によって、いち早く人口の減少を示すとみられている。

 ブラジル全体の合計特殊出生率はここ数年、比較的安定してはいるが、低下する傾向にある。ブラジルの女性が生涯に産む子供の数は、10年時点では平均1.75人だったが15年には1.80人に増加した。しかし、18年には減少して1.77人となり、IBGEによれば、60年には1.66人にまで減る。

 女性が生涯に出産する子供の数の平均が最も大きいのはロライマ州(2.31人)で、アマゾナス州(2.28人)、アクレ州(2.22人)がそれに続いている。IBGEの予想では、合計特殊出生率は60年時点でもロライマ州が最大(1.95人)で、パラナ、アマパー、マラニャン、マット・グロッソ、マットグロッソ・ド・スルの5州(いずれも1.80人)がそれに続く。

 また、ブラジル人の平均寿命についてIBGEは、現在72.74歳の男性の平均寿命は60年には77.90歳に延び、女性の平均寿命も現在の79.80歳から84.23歳に延びると予想している。

2018年7月26日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password