ブラジル民謡合同報告会 日本大会出場の3代表が発表

ブラジル民謡合同報告会 日本大会出場の3代表が発表
報告を行う中島さん(写真奥左)

 ブラジル日本民謡協会(塩野彰会長)とブラジル郷土民謡協会(斉藤美恵会長)が、日本の大会にそれぞれの協会を代表して出場した3人による合同報告会を10月29日、サンパウロ市内の秋田県人会館で行った。報告を行ったのは、日本民謡協会の安永幸柄さん(30、4世)、中島幸夫さん(38、3世)と郷土民謡協会の木下光恵さん(47、奈良)。

 安永さんは、9月中旬から約1カ月日本に滞在。「第55回江差追分全国大会」に出場し、東北各地を巡った他、埼玉県で三味線の指導を受けたことなども報告した。中でも印象に残ったと語るのは松島の風景。松島湾一帯で歌われた大漁唄『斎太郎節』の歌詞「前は海、後ろは山」の風景は、「すごく綺麗だった」と目を輝かせた。「優秀賞」を獲得した「平成29年度民謡民舞全国大会」の内閣総理大臣賞争奪戦では、「応援、ありがとう。とても嬉しかった」と語り、「(代表として訪日でき、)素晴らしい経験をさせてもらった。(恩返しに、)みんなのために、(今後も)みんなが(日本に)行けるように民謡協会のお手伝いなども頑張りたい」と微笑んだ。

 中島さんは、8月半ばから約2カ月間、訪日。中島さんも「第55回江差追分全国大会」に出場した他、「第34回本荘追分全国大会」では7位、「優秀賞」を獲得した。また、民謡の囃子(はやし)で有名な西田美和氏から発声、歌唱指導を受けたことにも触れ、「日本の旅でたくさんのテクニックを学んだ。レベルの高さも感じた。もっと頑張りたい」と意気込みを語った。伏して、民謡ではなくカラオケだが、同22日に行われた海外日系人協会主催の「第3回国際日系歌謡大会」で優勝したことも報告した。

 木下さんは、「第57回郷土民謡民舞全国大会」にブラジル支部の代表として「望郷のうたごえ」という特別枠で出場した。大会前の歓迎会では手厚くもてなされ、生演奏の「炭坑節」に合わせて全員で踊ったことなども紹介。「やっぱりこうして代表として行かせてもらったので、太鼓なども通じて(日本伝統音楽の)普及活動で恩返しができたらなあと思います」と語った。

2017年11月11日付

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