ブラジル鶏肉輸出に好影響 鳥インフルで世界の供給減少

 ブラジル産鶏肉(加工肉含む)の2017年2月の輸出量は前年同月比3.2%増の33万200トン、輸出額は同24.0%増の5億6620万ドルだった。ブラジル動物性タンパク質協会(ABPA)が6日発表したデータを基に伯メディアが同日付で伝えた。

 同協会の市場担当副会長、リカルド・サンチン氏は「国際市場における鳥インフルエンザの打撃は依然として数量、金額の両面でブラジルの輸出に影響を与え続けている」と述べ、鳥インフルの影響で世界市場における供給量が乏しくなっていることがブラジルの鶏肉輸出にプラスに作用しているとの見解を示した。

 鳥インフルによるプラスの影響はすでに今年1月から見られていた。17年1、2月累計のブラジル産鶏肉の輸出量は69万3100トンと16年同時期に対して8.9%拡大、輸出額は同28.7%増の11億6700万ドルと年初2カ月の額としてはここ4年間で最も大きなものとなった。

 同協会のフランシスコ・トゥラ会長は「香港やサウジアラビア、南アフリカ、そして欧州連合(EU)といった大きな輸入国・地域が2月に購入を増大させ、日数が少ないために通常はパフォーマンスが低調な2月の結果にプラスに作用した」と評価する。

 今年2月は豚肉の輸出も好調だった。同協会によれば、2月の生鮮豚肉の輸出量は16年2月比0.6%増の4万4100トン、額は同32.7%増の1億200万ドルに上った。前年同月に対する量の伸びは0.6%と小さいが、同協会は、今年2月の結果は直近5年間の2月の中で最も良いものだったとしている。

 今年1、2月累計の生鮮豚肉の輸出量は16年同時期に対して18.9%増大、額は53.5%伸びた。サンチン氏は「ロシア向け輸出が16年2月に比べて少し縮んだが、アルゼンチンや他の南米市場向けのほか、中国向け輸出が良い水準だったことで相殺された」としている。

2017年3月11日付

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