ベロ・モンテ水力発電所 建設めぐる汚職の疑い捜査=連邦警察

ベロ・モンテ水力発電所 建設めぐる汚職の疑い捜査=連邦警察
ベロ・モンテ水力発電ダム(Foto: Roberto Stuckert)

 連邦警察は9日朝から、パラー州のベロ・モンテ水力発電所建設の契約にからむ汚職の疑いに関する強制捜査を実行した。パラナ州およびサンパウロ州で計10件の捜索押収令状が執行された。国内メディアが同日付で伝えた。

 同日の強制捜査は、国営石油ペトロブラスに関連した汚職捜査「ラバ・ジャット作戦」の第49次の作戦として実行された。ルーラ政権時代の2010年に行われたベロ・モンテ水力発電所建設の入札で、建設企業による企業連合に対する便宜の見返りに、企業側から政党などへ賄賂が支払われた疑いが調べられている。

 この企業連合を構成する建設会社が検察と合意した司法協力により得られた情報や、開示された銀行口座、税務、通信情報などに基づいてこの日の作戦が実行された。令状は、ラバ・ジャット案件の訴訟の第1審を担当する第13連邦裁判所(クリチバ)のセルジオ・モロ判事により発行され、パラナ州のクリチバ、サンパウロ州のサンパウロ、グアルジャー、ジュンジアイー各市で執行された。

 捜査では、企業連合側からの不正な支払いのうち、労働者党(PT)、ブラジル民主運動党(PMDB、現MDB)がそれぞれ45%ずつを受け取り、10%を財務大臣、連邦下議を務めたアントニオ・デルフィン・ネット氏(89)が受け取った疑いが調べられている。

 9日の作戦では、デルフィン・ネット氏の自宅も捜索押収令状の対象となった。捜査によれば、同氏への支払いは架空のコンサルタント契約を通じて行われたとされ、金額は1500万レアルに上る可能性があるとみられている。

 同氏の弁護士、MDB、PTはいずれも声明で、疑いを否定している。

2018年3月10日付け

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password