ポルトガルに入国拒否されたブラジル人 過去最多に

 かつての宗主国であるポルトガルに入国を拒否されたブラジル人の数が昨年、過去最多に上った。

 1888年創刊のポルトガルの日刊紙「Jornal de Noticias」が報じたとして14日付で伝えた伯メディアによると、ポルトガルに入国しようとしたが当局によって入国を拒否された外国人の数は2018年、前の年を74%上回る3800人へと激しく増加した。そしてこの3800人の76%に相当する2900人は、かつてのポルトガルの植民地であるブラジルの人達だった。ポルトガルに入国を拒否されたブラジル人の数はこれで5年連続増加となった。

 報道によると、ブラジル人がポルトガル当局に入国を拒否された理由はいろいろあるが、それらの中で最も一般的なのは、「入国する本当の理由や目的が当局に申告されたものと異なる疑いがある」「ポルトガルに滞在する理由がない」というものだった。入国の理由や目的が疑わしいというのはつまり、ポルトガルで修学するために学生ビザを取得してはいるが、真の目的はポルトガルで仕事に就くことである疑いがあるといったケースを指す。

 ただし、ポルトガルへの入国を拒否されたブラジル人全員が、最終目的地としてポルトガルへの入国を望んでいたとは限らない。ポルトガルを単にヨーロッパへの入り口と考えていた人もいるはずだ。これについて、ポルトガルの出入国管理当局者は「ブラジル国籍を持つ市民らに関して考える際には、ヨーロッパ諸国の中でブラジルとの間の航空路線を最も多く持つ国はポルトガルであるという点に留意することが重要だ」としている。

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