ポ市と金沢市姉妹提携50周年 徽軫灯籠を風車小屋公園に設置

ポ市と金沢市姉妹提携50周年 徽軫灯籠を風車小屋公園に設置
除幕された徽軫灯籠を囲む、近藤所長、高村市議、細田副市長、グスタボ副市長、森市議、松井市議、谷口浩日本祭り実行委員(左から)

細田副市長や石工ら15人が来伯出席

ポ市と金沢市姉妹提携50周年 徽軫灯籠を風車小屋公園に設置
徽軫灯籠の製作、据え付けを担当した石工職人ら

 南大河(リオ・グランデ・ド・スル)州ポルトアレグレ市(ポ市)と石川県金沢市の姉妹協定提携50周年を記念した徽軫灯籠(ことじとうろう)が、ポ市内のParque Moinhos de Vento(風車小屋公園)に設置され、18日午前10時から落成式が行われた。

 同式には、金沢市から細田大造副市長、高村佳伸市議会議員、森一敏市議会議員、松井純一市議会議員に加え、製作と据え付けを担当した㈱出口石材の出口昭さんと出口秀樹さん、清水石材店の清水和彦さん、自営業の竹田源(はじめ)さん4氏の石工も出席。翌日の同市内での日本祭りにも合わせて来伯した計15人が同式を祝った。

 ポ市からはグスタボ・パイン副市長が出迎えて祝辞を述べた他、在ポルト・アレグレ領事事務所の近藤猛所長、南日伯援護協会の樋渡ミウトン会長、金沢友の会のジルベルト・サントス会長など、日系社会関係者や当地の市民が集い、計150人が見守る中、除幕が行われた。

 徽軫灯籠は、日本3名園にも数えられる金沢市の兼六園(けんろくえん)を代表する景観の一つであり、その二股の足が琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ていることからその名が付いたと言われている。金沢市は海外の7つの都市と姉妹提携をしており、今回のポ市での設置によって全部の姉妹都市に徽軫灯籠が設置されたことになる。

 あいさつに立った細田副市長は、「姉妹提携50周年の記念すべき年に訪問できたことを大変嬉しく思います」と話し、伝統を継承してきた金沢市の魅力を語り、「ポルトアレグレ市でもぜひ、当局及び市民のみなさんに(徽軫灯籠を)大切に守っていっていただければ大変嬉しく思う」と話した。

 製作に携わった4人の石工職人は、金沢職人大学校の教師と生徒でもあり、来伯はしなかったものの、日本で共同で作業を進めた4人の生徒の尽力にも謝意を表していた。製作には1年以上を要し、大きな石材からほとんど全て手作業で進められたいう。

 金沢友の会のジルベルト会長は15年前に2年間金沢市役所に勤めていた際、兼六園を訪れた思い出を振り返り、「見に来る度に金沢に居るような、とても懐かしい気分になる」と微笑み、「これからも永遠に徽軫灯籠がこのように綺麗に残るように頑張りたい。それも金沢友の会の今後の目的の一つ」と話していた。

2017年8月24日付

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