マクドナルドへ抗議デモ 国際会議参加の各国代表も=聖市

マクドナルドへ抗議デモ 国際会議参加の各国代表も=聖市
パウリスタ大通りを行進する参加者(撮影=米沢心)

 サンパウロ市内中心部のパウリスタ大通り(Av. Paulista)で18日昼近く、米ハンバーガーチェーン「マクドナルド」(McDonald’s)の従業員に対する「奴隷のようなひどい扱い」に抗議するデモが行われた。

 デモには同チェーンで働く人達やホテル・飲食店の従業員らが加盟する労働組合関係者らのほか、17・18日の2日間サンパウロ市内のホテルで開催された「第1回ファストフードチェーン労働者国際会議」に出席した20カ国の代表者ら、合わせて約500人が参加。サンパウロ美術館(MASP)前を出発した一行は、道行く市民や軍警察官らが見守る中、労働環境の改善や賃上げを求めるプラカードを掲げながら、同大通り沿いにあるマクドナルドの店舗前まで行進した。店の前に到着後、店内に入ろうとしたデモ参加者数人と同店関係者、警備員らの間で小競り合いがあったが、大きな混乱には発展しなかった。

 デモ参加者らは、マクドナルドは休憩時間と食事を従業員から取り上げ、政府が定める最低賃金よりも低い賃金しか払わず、残業代も払わない。給与計算をごまかしており、労働時間記録と給与明細にその証拠があるなどと主張した。

 日本から来伯し国際会議に出席、この日のデモにも参加した労働組合「首都圏青年ユニオン」の神部紅(じんぶ・あかい)執行委員長によると、この日のデモは国際会議の開催に合わせて計画、実行されたもので、19・20日に同会議が開かれるブラジリアにおいても同様のデモが計画されている。

2015年8月20日付

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