モザイク 2016年4月26日付

中前サンパウロ総領事は、講演最後に、サンパウロで始まったジャパンハウスについても触れた。外務省本省からは「役人は口をだすな」と言われているといい、企画はプロに任していることを説明した。確かにお役人さんは独創的な発想はなく、決められたことをそつなくこなすのは上手だ。その官僚の腕の見せ所が日系コロニアとの調整だろう。「見本市、物産展はやりたくない。日本人のスピリッツ(精神)が表せるようなことができれば」といい、「日系社会と役割分担をし、日系社会との連携、協調が私の最大の仕事だ」と締めくくった。この棲み分けを理解してもらうためにコロニア行脚を続ける総領事。その熱意には頭が下がる。


熊本県で起こった大地震の影響で、その日ほとんどのテレビ局で一般のテレビ番組の放映が取りやめられ、ニュース番組が放映されたことに関して議論を呼んでいるという。5年前の東日本大震災の時にも、通常番組を休止し、震災報道のみが放映される動きが続いた。また、テレビ番組だけでなくCM放送まで自粛する傾向があった。今回の熊本地震では、通常番組を放映しなかったことに関して賛否両論の意見がある。「たくさんの被災者が苦しんでいる中、普段通りの楽しい番組構成にブレーキがかかるのはあまりにも当然」という賛成の声や、「なんでもかんでも自粛するのはおかしい」という反対意見がある。1つのテレビ局がニュースからバラエティまで様々な番組を持つ日本のテレビ局が、自粛ムードに流されるのは仕方がないのかもしれない。


アメリカ人ミュージシャンのプリンスが21日早朝、ミネソタ州ミネアポリス市近郊にある自身が所有するスタジオで亡くなっている所を発見された。享年57歳。詳しい死因は分かっていないが、今月に入りインフルエンザで体調を崩し、予定していた公演を延期していた。これを受けオバマ大統領がコメントを発表するなど、アメリカ国内外から追悼の声が挙がっている。モザイク子もこのニュースを聞き、最初はよくあるデマかと思っていたが公式発表で真実だと分かり、21日は今年に入って一番悲しい日となった。それにしてもなぜ80年代に世界的名声を手に入れた黒人ミュージシャンは皆若くして死んでしまうのだろう。マイケル・ジャクソンしかり、ホイットニー・ヒューストン然り。しかも全員朝一人で亡くなっている所を発見されている。死因は曖昧だ。「陰謀説」なんて馬鹿げた話だが、あながち……などとつい勘ぐってしまう。

2016年4月26日付

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