モザイク 2017年11月11日付

 「第11回ウチナー芝居」記念公演で平田大一氏らの公演中、「四カ字(しかあざ)豊年祭」の一幕「ツナヌミン」の実演は記者もその迫力に驚いた。公演後平田氏は、「沖縄の人材育成は、祭りで人を育てるんです」とその目的を語った。祭りを通じて、地域の先輩後輩など、世代を越えた交流が培(つちか)われ、人が育つのだとか。当日は日伯のウチナーンチュが息を合わせて武者を担いでいたのが印象的で、事前の練習や準備からそうした交流が図られていたのだろう。伯国内各地で行われている日本祭りも集客や収益、客の満足度だけでなく、そうした参加者同士の交流、次世代の人材育成の側面も大切だなと改めて感じた。
     


 米国ロサンゼルス、サンパウロと飛び回り、疲れ気味の様子だった沖縄県文化観光スポーツ部統括監の山城貴子氏。初来伯で、あまり伯国内の沖縄県系社会を見る時間はなかったというものの、当地の県系社会の印象を「パワーがある。1世がいるというけど、若い人につながっているのがすごい。日本語がわからない(世代の活躍が目立つ)のはこことハワイくらいだけだけど、踊っている時の顔、雰囲気に沖縄(県)よりも(県系人としての)アイデンティティーや誇りを持っている印象を受けました」と語った。県が9月に新設したウェブページ「世界のウチナーネットワーク」(https://wun.jp/)でも世界各地のウチナーンチュの情報が更新されている。一過性で終わらせず、こうした取り組みをどう継続・展開していけるかが今後の県系社会の課題となろう。他県の県人会や他の日系団体にも刺激となるはず。
     


 サンパウロ市メトロのリベルダーデ、サン・ジョアキン、ヴェルゲイロの3駅で一日に100万人近くが乗り降りしているそうだ。早朝や夕方には、各駅周辺で勤務している人に限らず、FMUなどの学校も点在しており、Av.Liberdadeの同時間帯は逆側から歩いてくる人をかわすのが大変なくらいだ。記者も人のことを言えないが、煙草を持ちながら歩いている人も多く、対面から来る相手の手元にも気を付けた方が良い。急いでいる方は特に、学校や会社の終了・開始時間などに注意が必要だ。

2017年11月11日付

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