モザイク 2017年3月7日付

 27年ぶり3回目の来伯となった橋幸夫さんは、17歳でデビューして今年で芸能活動が57年となり、御年73歳になるという。それでも自身の曲のレパートリーが500曲もあるとし、一曲一曲の歌詞も覚えているのだから、さすがはスーパースター。普段の歌の訓練を裏付けるかのように、声にも張りがあり、歌と冗談を交えたトークで盛り上げ、満員の観客を魅了した。橋さん自身も舞台上で話していたが、2回の公演とも会場が満席となったことは関係者すべての尽力によるもの。全席指定席だったにもかかわらず、スタッフたちが来場者を円滑に案内するなどして混乱もなく、出席者からは「大したものだ」との称賛の声も聞かれた。今回の慈善公演に関わったすべての皆様、どうもお疲れ様でした。
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 橋さんの慈善公演では、橋さん自らが舞台下に降りて観客たちと握手しながら歌を披露したが、熱烈な来場者たちにモミクチャ状態にされていた。橋さんは冗談半分で「握手した時に手の平を指でコチョコチョされたり、着物は引っ張られるわ、サインは求められるわで、あー、くたびれた。それにしてもブラジルの人は情熱的ですね」と言って舞台に上がると、会場はドッと受けていた。さすがは、バーリ・トゥド(何でもあり)のブラジル。橋さん、本当にどうもお疲れ様でした。
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 茨城県を舞台にした橋さんのデビュー曲「潮来笠」は橋さんによると、当初は手拍子を取る歌ではなかったとか。その後、カラオケの全世界的なブームで数多くの人が歌うようになり、その影響で自然と手拍子を取るようになっていったそうな。昨年7月に発表した静岡県牧之原台地を舞台にした「ちゃっきり茶太郎」は、「どうせなら最初から手拍子できるようにと作られた曲」だそうで、テンポも良く覚えやすそうな曲。「この歌を歌って、皆様のレパートリーを増やしてください」と橋さんも宣伝している通り、日系社会でも流行することを期待。

2017年3月7日付

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