モザイク 2017年4月20日付

 日本に住む日本人が、ブラジル日系社会で培われる日本文化(日系文化)の秀逸さに気づくことができる機会はあまりない。だからこそ、日系社会の色濃い文化の中で、しっかりと育つ機会に恵まれたエンジュさんが日本で果たす役割は大きい。「私はブラジルで生まれても、心は日本人。幼い時から日本文化にたくさん触れて、『きっと日本は素敵な所だ』と自然と感じていました。ブラジルで育った日系人として、日本とブラジルの懸け橋になりたい」と意気込む彼女に期待したい。
     


 記者は東京からサンパウロまでの移動で、中国国際航空を利用した。片道で約7万5000円という安さだった。記者は価格を優先して選ぶので、中国系の航空会社を利用することが多い。時期や航路によっては破格の安さで航空券が出ていることもあり、それでも無料預け入れ荷物はしっかりしていて、機内食も量が多い(味は別として)。ただ、周りには中国系の航空会社を避ける人が多く、乗客の大きな声が気になるとか、いちいちCA(キャビン・アテンダント)に中国語で話しかけられたりすることに腹が立つといった声も聞いたりする(英語は通じる)。
     


 記者はそんなに繊細な神経を持ち合わせていないので気にならないのだが、読者の方々の中には特定の航空会社しか利用しないという人もいるのだろうか。いずれにせよ、24時間以上の飛行機での移動は体に堪える。「もっと、高速で移動できるような手段ができたらなあ」なんて言っていると、船で数カ月もかけて渡伯された先達に叱られてしまうだろうか。

2017年4月20日付

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