モザイク 2017年5月16日付

 ハンドスタンプアートプロジェクトには、記者も手形を提供させてもらった。この手形用のインクは、日本の学校で使われる「ダストレスチョーク」でおなじみの日本理化学工業株式会社のもの。従業員の70%以上が知的障害者だそうで、同プロジェクトはこうしたインクの利用でも障害者へ貢献している。ちなみに、宮澤さんの父は母島では「ブラジル」というあだ名で親しまれているそうで、娘のかれんさんは、「ブラジルの娘」と呼ばれているとか。生まれも血縁もブラジルとは関係ないそうだが、ただ「イパネマの娘」と懸けたのだろう。18歳で世界一周に出る娘も、旅立たせる父もなかなか個性的だ。ボア・ヴィアージェン!
     


 「日系移民第1号史」には、日本移民で最初に非日系人と結婚した人や、戦後最初の日本語ラジオ放送第一号など、様々な「第1号」が紹介されている。モザイクに使えそうなネタが多くて記者もページをめくるのが楽しい。なんと著者の安良田済さんは御年101歳。中田会長いわく、「耳も遠くて、字も虫めがねで読むような人がね、奇跡よ」とのこと。「もう、歳だから」と諦めている1世、2世の方々もいらっしゃるだろうが、後世のために少しでも言葉を書き残してほしいと記者は思う。
     


 今月20日、21両日、ロシアのエカテリンブルグで柔道国際大会(グランドスラム)が開催される。ブラジルからも男女代表選手が出場するが、ロンドン、リオ両五輪で銅メダルを獲得したラファエル・シルバ選手(30)はグランドスラムを前にした13日、師匠でミュンヘン五輪銅メダリストの石井千秋氏のピエダーデにある別荘を訪問。石井氏から「絶対、金メダルを獲るつもりでやれ」と激励されていた。現在、身長203センチ、体重は160キロもある巨体のラファエル選手。集まった人々と気さくに記念撮影に応じ、物静かな性格ながらも、同大会に向けて内なる闘志を燃やしていた様子。

2017年5月16日付

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