モザイク 2017年7月15日付

 今回が16回目の来伯で、とても91歳には見えない若々しい佐々木基晴氏。今年1月には地元の北海道函館市の凍結した路面で滑って転び、腰を悪くしたとか。しかし、3月頃から体力も回復し、「(ブラジル日本民謡協会)50周年公演には、何をおいても行かなければ」と来伯を実現させた佐々木氏と一行の熱い思いは半端ではない。しかも、同一行は19日に帰国した後、22、23両日に北海道函館市で行われる「道南口説節全国大会」に出場するため、同21日には北海道入りする必要があるとし、超多忙な中で時間を割いての来伯となった。日本の民謡のプロたちと、ブラジル民謡関係者が一堂に集まる貴重な機会をぜひ、お見逃しなく。
     


 県連日本祭りの福島県人会ブースには、応援のためブラジルを訪れた武藤啓一さんの姿があった。JICAシニアボランティアや喜多方ラーメン関連で何回も来伯している武藤さん。「もう住んでしまったら良いのではないか」と思ってしまうくらいのブラキチぶりである。今回の日本祭りでは本場の麺を使う予定だったが、税関で止まってしまうトラブルがあり、急きょ当地の麺を使うことで対応したそう。麺はともかく、スープは喜多方の名店「坂内食堂」に引けをとらないくらい美味しかった。味の秘訣は良い塩を使うことだとか。武藤さんは「福島と言うと、未だに暗い印象を持たれる。それを変えるためには世界の隅々から福島の素晴らしさを広めなければならない」と力説した。モザイク子は坂内食堂も白虎隊も磐梯山も会津城も猪苗代湖も好きなので、今後の武藤さんの活動を影からそっと応援したい。
    


 日本祭りに来伯した「Delphina」のケイコ・ヨシムラさんは、ブラジル日本移民としてブラジルに残っているはずの親戚を探している。もともとケイコさんの曽祖父の小山初喜さん夫妻(曾祖母は小山シキさん)が熊本県から渡伯。その間の娘にあたるケイコさんの祖母が7、8歳の頃に日本に帰国したそうだが、その姉(ケイコさんからみた大伯母)が「宮田フジコ」さんという名前でまだ、ブラジルのどこかで生きているらしい。会えたら奇跡のような話だが、もし見つかったらぜひ会ってみたいと話していた。心当たりの有る方は編集部まで一報を。

2017年7月15日付

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