モザイク 2017年8月5日付

 ブラジル経済不調の影響か「最近物騒になった」という声はよく聞く。とはいうものの、身を持って実感することはあまりなかった。しかし、つい先日、少し危険な目に遭遇。ある夜、一人で歩いていたら通りの反対側から男がこちらに向かって何かを叫んできた。無視して歩いていると、すぐ横に来て「おい日本人、ここはファベーラだぞ」と、すごんできた。握手を求められ、とりあえず握手し返すと「子供のために牛乳を買いたいから、2レアルくれ」と強く手を握ってきた。得意文句の「ポルトガル語分からない」を連呼するも、まったく伝わらないので、その手を振り払い走って逃げてどうにか難を逃れた。2年以上同じ地区に住んでいて、こんな経験は初めて。時間もそんなに遅いわけではなかっただけに、余計に驚いた。ある人の話では、「父の日」やナタール前はもっと物騒になるそう。皆さんもお気をつけを。
     


 先月、田中径子在ウルグアイ日本国大使が来伯した際に「今年の20歳以下ラグビー世界選手権はウルグアイで開催され、日本チームも出場する」と両国のスポーツ交流に言及していた。同大会は今月29日に開幕するが、実はその1カ月前となる7月末、バスケットボールの日本代表とウルグアイ代表が日本で親善試合を行っていた。世界ランキング48位の日本に対し、ウルグアイは26位で日本には格上の相手。しかし、日本開催ということもあってか、一勝一敗という健闘を見せた。南米のバスケットボール強豪国というと、まずアルゼンチン、そしてブラジル、以下ベネズエラという印象。ウルグアイとバスケットボールはあまり結びつかない印象があったが、世界26位の実力もあり、けっこう競技が盛んなよう。小さな国にも関わらず立派だ。日本も負けずに頑張ってほしいところ。
     


 高知県の土佐弁で、快男児を意味する「いごっそう」に対して、男勝りの女性のことを指す「はちきん」という言葉がある。先日、高知県出身の日本人とビールを飲みながら話していたところ、「はちきん」とは「8つの睾丸(こうがん)を手玉に取ること」。つまり、一般の男性の睾丸が2個であることから、4人の男を手玉に取ることを意味すると教えてもらった。そのため、高知県の女性は一般的に「はちきん」と呼ばれることを好まない傾向にあるとも。現代の日本女性は「はちきん」どころか、「肉食系」と呼ばれる人も多いそうだが、それだけ男が弱くなったということか。まあ、生物学的にもオスはメスよりも長生きできない弱い生き物なのですが。

2017年8月5日付

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