モザイク 2018年1月11日付

 店で買い物をする時、物の値段にそのまま従うのはブラジル流ではないようだ。ブラジル人から言わせると値段なんてあってないようなもの。「Desconto(値下げ)」して買うのが常識といったところか。これは露店や商店だけでなく、デパートでも同じで、どんな店でも割引が通用するところが面白い。日本のデパートでは、値引きしようとする人を見たことがない(本紙記者には1人いたが)。ブラジルのデパートや、商店で「Desconto」を頼み、断られた経験はまだない。粘って交渉をすると、割引の上限が商品の販売価格の1割ほどだということも分かってきた。それだけ上乗せして販売されていることを思うと、割り引かないと高値で買うようなものですね。
     


 サンパウロ(聖)市セントロ区に行くと、セー広場に煙草(たばこ)を売る女性が座り込んでいる姿を良く見かける。そこで売られている煙草の殆どがパラグアイ産だ。しかも異常に安い。恐らく税金がかからないようにブラジルへ持ち込んでいるのだろうが、1箱2・5レアルは破格の値段。最近、友人に聞いた話によると、ミナス・ジェライス州でもパラグアイ産煙草が横行しているという。そもそも正規に販売されている煙草でさえ、州によって値段が違うこともしばしばで、店によって値段が違う場合もある。路上で安売りされている煙草を見ると、パラグアイ産だと思ってほぼ間違いない。
     


 インターネットの情報によると、スマホ(スマートフォン)などの普及もあり、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブック(FB)利用者は現在、世界中で20億人もいるそうな。友達同士などで気軽に情報交換ができるが、FBの元上層部らは「社会のつながりを変え、人間をマインドコントロールしている」と警鐘を鳴らしているそうな。自分たちでFBを作っておきながら、「今さら何を」とも思うが、確かに一日中スマホを見ている人が街中にうじゃうじゃいるのも異様な光景かも。まあ、インターネットで流れる情報そのものが、ある種の洗脳なのかもね。

2018年1月11日付

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