モザイク 2018年1月12日付

 今年の日系社会は移民110周年で持ちきりだろうが、一般社会ではワールドカップ、そしてなんと言っても大統領選挙だろう。モザイク子のように語るほどブラジルの政治に詳しくもなく、興味がない人間でもつい注目してしまう。ここ2、3年の伯国政治は下手なノベーラやサッカーの試合より劇的で面白く、ニュースを見る度にぞくぞくしたものだった。そんなモザイク子が気になるのはやはり、大統領選にルーラ元大統領が出馬できるのかどうか。まったくの部外者としては、それ次第でエンターテイメント的に選挙が面白くなるかどうかが大きく変わってくる。ルーラ氏が出馬した場合、きっと大人しくはしていないだろう。平穏な選挙戦をかき乱し、何倍にも面白くする行動をしてくれるに違いない。考えただけでわくわくしてしまうモザイク子であった。
     


 広大な国ブラジルでは、地域によって方言や訛りがあり、ブラジル人同士でも意味が分からないことがあるという。サンパウロ(聖)市内ですら、北部と南部では違う話し方をするそうで、また、聖市都市圏のサント・アンドレ市出身の友人によれば、同市と聖市でも話し方は異なるのだそう。考えてみれば、小さな日本ですらそれは一緒であり、田舎者のモザイク子の地元でも、少し離れた町ではまったく違う話し方をしたりする。俗語の「ジーリア」も地域によってかなり変わってくる。聖市とリオ、クリチバの友人の話し方を聞き比べたところ、意味は同じでも使う言葉がまったく違うと分かった。聖市でよく使われる「ダ・オラ(良い、格好いいなど多種の意味がある)」は、リオでは「マネイロ」、クリチバでは紙面では書くのがはばかれる単語を使って表現していた。また、ベロ・オリゾンテなどでは単純に「タ・ボン」や「レガール」を使うよう。ジーリアの表現はそれぞれの地域で特色があり、知れば知るほど興味深い。
     


 熊本日日新聞社の報道によると、熊本県のPRキャラクターである「くまモン」の関連商品の海外販売に関する申請受け付けが、8日に全面解禁されたとし、海外からの人気や需要の高さに応え、熊本県の県費の負担なく世界に熊本をPRする狙いがあるそうな。また、「くまモン」を主人公にしたアニメ化も決定し、アジア諸国や欧米などで2019年の放送開始を目指しているとか。日本では各県で「ゆるキャラ」が流行っているようだが、ブラジルでも移民110周年のマスコットを作って、さらなる資金作りの一環にする手もありそう。まあ、今からでは遅いかもしれないが。

2018年1月12日付

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