モザイク 2018年10月17日付

 PIPA生徒の畑上ラファエロくん(7、4世)は、ふりかけばかり食べる偏食や、落ち着くことができない子だったとか。「ブラジルでは、教育を家族で行うという習慣がない。けれどPIPAでは、家族だからと甘やかしてはいけないと厳しく指導された」と母親のフェルナンダさん(34、3世)。ラファエロくんは5歳までおむつを着用していたが、PIPAに入った初日から外すように指導された。今ではおむつ無しで買い物に行くことができ、負担も減った。生活が180度変わったと目を輝かせるフェルナンダさんに、PIPAがブラジルへの貢献を広げる大きな可能性を感じた。


 ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領の長女で、最大野党フエルサ・ポプラルの党首ケイコ・フジモリ氏が資金洗浄疑惑で拘束されているという。2011年の大統領選出馬時に、ブラジル大手建設会社オデブレヒトからの不正献金問題によるもの。今月初めには、フジモリ元大統領の恩赦が取り消され、翌週には不服を申し立てたケイコ氏が拘束されている。父の動きが娘の進退に連動している様は相変わらずだ。


    
 ケイコ氏は、同国民の間で「ラ・ケイコ」の愛称で呼ばれ、2度の大統領選挙に出馬し、父と同じ貧困層救援などを謳っていた。2016年の大統領選後、記者がペルーで一般市民にケイコ氏の印象を聞くと、「結局は2世議員だから、裕福な育ちで、私たちの気持ちは分からない」と拒絶する声が聞かれた。話してくれた人は中間層にいる人に見えたため、貧困層救援を謳うラ・ケイコの反対勢力だったかもしれないが。現在も、現地メディアの報道や富裕層、保守的な層からやり玉に挙げられる姿を見ると、父の死後も、ラ・ケイコの立ち位置は変わらないかもしれない。

2018年10月17日付

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