モザイク 2018年11月2日

 日本の友人がSNSでシェアした情報によれば、日本の「サニーサイドアップ」という企業がダイバーシティ推進制度を充実させているそうだ。中でも興味深かったものの一つが「Dear WOMAN制度」で、「卵子凍結補助」の総額3割を会社が負担するというもの。「卵子凍結補助」は、女性が将来の妊娠や出産に備え、卵子が老化する前に採取し保存するもの。働く独身女性の中で関心が高まっており、同社で採用されたそうだ。伯国でも働く女性の出産は遅いと聞いているが、何か援助するような取り組みがあるのか知りたいところ。


 先日、パカエンプー競技場の近くを通ると、サントス対コリンチャンスの試合前で大勢の人が集まっていた。盛り上がる人をよそ目に、競技場前を通り過ぎると、休日で閉まっている大通り沿いの店舗前で、駐車場に客を呼び込む人が多数見られた。一般店舗はこういう時に駐車場を貸し出して少しでも利益を上げているのかと思いきや、恐ろしく太いペンチで駐車場を閉じている鎖を破壊している人を目撃。その人に限っては、勝手に利用していることは明らかで、他の人もそうだったのかもしれない。駐車場に鎖の囲いを設けるなど、多少の対策では、逆に不利益を被るように思える。周辺には設置型のフェンスで駐車場を覆っている店舗もあったが、警備費に相当お金がかかっているだろう。サッカーとなると目の色が変わるブラジル人だが、競技場周辺の店舗はたまったもんじゃない。


 旅行情報誌「地球の歩き方」HP上の特派員ブログで、移民110周年を迎えたブラジル日系社会が紹介されている。冒頭に「ブラジルには世界で一番日系人が多くいる、と言われています」と記載されているが、間違いなく最も多い。入口でこんな曖昧な記載があるようでは困りますな。内容も知人との日本についての会話などで、日系社会に関する記述はほぼゼロ。最大手の旅行情報誌がこれでは日系社会に失礼だ。広告料を求めるだろうが、日系社会のイベント情報や、県人会の連絡先などを少しでも載せれば、旅行客にとっても日系社会が近くなるのでは。

2018年11月2日付

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