モザイク 2018年11月29日

 ペルー、ボリビア間にまたがる観光名所の一つであるチチカカ湖で、水中に眠る古代の遺跡を水中の博物館として公開する構想があるとか。観光開発を睨んでいるのはボリビアの政府当局で、同構想を公表している。チチカカ湖の水中では、数十カ所の遺跡から1万点に及ぶ遺品が発掘されているそうだ。同構想は、多額の開発資金を要することや、モデルとなる施設を見出すことが難しいと考えられ、どこまで具体化するかは不明。近年、南米大陸では観光名所の中で新たな遺跡などが見つかる例が多い。その度に開発計画が浮上するものの、実現に向けて走っている計画はほぼない。本件も、非現実的な構想に思えるが、南米人らしい発想だ。


 2011年3月11日に起こった東日本大震災で、行方不明になっている人が、7年以上が経過した今も大勢いる。日本の報道によると、今年に入ってから行方不明者が2人発見されているという。9月には滋賀県で男性が、10月には神奈川県で男性がそれぞれ見つかり、宮城県警が確認している。宮城県内の届け出による震災の行方不明者は、2人を除いて1222人(10月時点)なのだとか。今回発見された男性は、震災時は家出していたといい、その後、生存連絡をしていなかったことになる。おそらく、親戚が生きているかも分からず、家出していた罪悪感や、やるせなさもあったのだろう。こういう人がもし、日本全国にまだいるのなら、ぜひ連絡してあげてはどうだろうか。もしかすれば、ブラジルにもいるかもしれない。


   ◎
 ブラジルで店舗数を拡大し、パラナ州クリチバ市にも進出したダイソーに並ぶ個性的かつ高品質な商品が面白い。先日、店舗内を物色していると、スマートフォン(スマホ)のカメラに装着する広角レンズを見つけた。どの程度のものかと試しに買ってみたが、確かに広角を撮影できる代物だった。ただ、スマホによって内臓カメラのレンズ幅が違うため、きれいに装着できない場合もある。記者のスマホでは、写真の四隅に小さな広角レンズの影ができてしまう。おそらく、日本で利用者が多いアイフォンをモデルに創作されたと考えられるため、アイフォンなら綺麗に装着できるはず。売れ筋になれば、他の端末に合わせたモデルも登場するかも。それにしても、ルーペを装着すれば広角レンズになるという単純かつ柔軟な発想には恐れ入った。ダイソーの商品が、頭の柔らかい企画担当者で支えられていることが伝わってくる。

2018年11月29日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password