モザイク 2018年11月6日

 1日、英国ロンドンの空港で、10月28日に出発した日本航空(JAL)の航空便に登場予定だった副操縦士が、アルコール検査で逮捕されたとロンドンの警察が発表している。何でも、基準値の約10倍になるアルコールが検出されたというから、呆れてものが言えない。飛行機は1時間以上も出発が遅れたそうだ。本件発表の前日には、全日空(ANA)の機長パイロットが二日酔いで搭乗不可になっている。日本航空業界で立て続けに不祥事が明るみになる当たり、パイロットが操縦の前日に飲酒することに違和感を持っていないことが分かる。大勢の人を乗せる飛行機の運転手に、「前日は禁酒しなさい」などとという当たり前の指導が必要になるのだろうか?こういうモラルの無いパイロットの便には当たりたくない。


 先日、知人から聞き及んだ話。日本からブラジルに駐在している日本人は自分たちのことを「1世」とは言わず、「日本人」と言うそうな。「1世」と言うと、「移民」してブラジルの地に骨を埋める人の言葉に思えるらしい。記者もよく、「あんた日本人?」と聞かれて、「はい、1世です」などと答えることが多いが、ある意味「移民」になったということか。母国愛及び母県愛はあるが、特に「○○人」にこだわっているわけではない。まあ、あえて言えば地球を含めた宇宙に住んでいる以上、「宇宙人」であることは間違いないのだが。


 ブラジルで多くの人が利用している携帯アプリによる配車サービス「UVER」の運転手との会話が面白い。運転手は他に本業を持ちながら、副業として勤めていることが多く、本業を聞いてみると会話が弾む。先日出会った運転手は、ジオグラフィア(地理)を教える高校の教員だと言い、生徒からどういう質問が多いかや、よく相談を受けることなどを話してくれた。日本では、タクシー業界が強いことや、そもそもタクシー運転手の資格制度などの問題から、UVERの一般普及は難しいとされる。タクシーの配車サービスとして機能している一面もあるようだ。日本とブラジルでは、規則も交通事情も違うため、一概に比べられないが、時代に即した最先端のサービスを取り入れるスピードやセンスは、日本が他国から見習うべきところなのかもしれない。

2018年11月6日付

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