モザイク 2018年2月23日付

 ダリアの花言葉には、「華麗」「優雅」「感謝」「移り気」「裏切り」「乙女の真心」の6つがある。『ダリアの里』である山形県川西町では、ダリアの花言葉になぞらえて、11月上旬の収獲感謝祭を「感謝の日」とし、その切り花を安価で販売・提供する風習があるそうだ。「感謝」の花言葉が生まれた背景には、フランス革命時にダリアが流行し、革命時の労いの言葉として定着した謂(いわ)れがあるそうだ。「移り気」「裏切り」にも謂れがあり、ナポレオン1世の皇后ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネがダリアに夢中になり、自分だけの花にしようと独占していたが、侍女が裏切り、球根を盗んで自分の庭に植えて育てたことで、皇后がダリアに飽き、心が移ってしまったことから来ている花言葉だそうだ。
     


 ダリアは歴史の華やかな舞台に登場する花だったことが良く分かるが、原産はメキシコやグアテマラの高地。スペインが侵攻し、征服していたメキシコから1789年にマドリード王立植物園に持ち込まれ、翌年に開花したことが、歴史の表舞台に登場する第一歩になっている。日本に持ち込まれた際、「天竺牡丹」の名が付いているが、天竺とは旧来のインドを指す名称で、当時は遠い異国からもたらされたものに名付けられることも多かった。歴史上で大陸を渡って日本に辿り着いたダリア。約2世紀が経過した後に、日本からブラジルに逆輸入されるというのも、なかなか感慨深い。
     


 9日から開幕している平昌五輪では、大会組織委員会の発表で冬季五輪史上最多の11万個のコンドームが配布されたという。2925人の出場選手1人当たり37・6個の割り当てがいく計算になるそうだ。ただ、選手村の男女両方のトイレに置かれ、報道センター、医療センターで配布されることもあり、選手以外の関係者にも行き渡るという。どういう計算をしたら11万個もの必要数が出てくるのか謎は深いが、選手には「夜の交流」よりも試合に集中してほしい。

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2018年2月23日付

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