モザイク 2018年4月11日

 日本時間9日、サッカー日本代表のヴァイド・ハリルホジッチ監督が解任され、後任として日本サッカー協会技術委員長の西野朗(あきら)氏が引き継ぐことが発表された。西野氏はガンバ大阪などで数多くのタイトルを獲得し、J1では歴代トップの通算270勝と、名実ともに日本を代表するサッカー指導者だ。2010年の南アフリカW杯時の岡田武監督を筆頭に、同技術副委員長の山本昌邦氏、現FC東京監督の長谷川健太氏などの名将も頭に浮かぶ。
     


 特に記者は山本氏が好きだが、若手の育成に定評のある監督でもあり、今回の候補から外れたのかもしれない。実際、本田、香川、内田、長友、森重、西川、岡崎など日本サッカー界の顔と言える存在はみな、山本氏が02年の北京五輪に連れて行ったメンバーだ。西野氏の方が本大会までの短期間でチームをまとめられると判断されたのかもしれないが、恒例であるその場しのぎの人事にも思える。世代交代で、顔ぶれが変わり若い選手が多い現在のチームで、山本氏が指揮を執るの方が適しているような見立てもあるはず。本大会後の去就がどうなるかにも注目したい。
     


 13、14日の両日、ペルーの首都リマで開催される「第8回米州サミット」には30カ国以上の参加が確認されているといい、同サミット関連のフォーラムなど各種イベントへの参加者は計約2000人だそうだ。今回のテーマでは、「民主主義統治強化を主とした汚職への取組みと具体策」が採択される見込み。ペルーでは3月21日にクチンスキー大統領が収賄疑惑で辞任に追い込まれ、ブラジルではルーラの収監が連日騒がれるなど、「トップニュースに汚職は付き物」といった状況だ。ましてや、アメリカのトランプ大統領が汚職への方針などを語れば、同サミットへ登録しているペルー国内外で計約2000人の報道関係者を基に、連日世界中のメディアを賑わすことになる。そもそも、3年に1度の国際会議の場で扱うような議題ではないのでは。

2018年4月11日付

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