モザイク 2018年4月13日

 最新の考古学研究によると、アマゾンの無人地帯とされる地域に、最大100万人を超える人々が居住していた可能性が出てきたそうだ。イギリスとブラジルの研究チームが、15世紀末にイタリア人のクリストファー・コロンブスがアメリカ大陸に到着した記録より以前、熱帯雨林の中に、要塞化された100以上にもなる集落が存在していたことを示す証拠が発見されたという。同地はこれまで、人類未踏の地と認識されていた。
     


 ペルーとの国境付近に当たるアマゾン地域で、要塞跡や、大規模な土の構造物が発見されたことを皮切りに、今回の調査が始まったそうで、人工衛星を使った調査では約80の遺跡が確認されたという。うち、遺跡内の発掘調査では、焼き物や石の斧などが出土し、年代は1250~1500頃になるとか。1929年には、アマゾン移民となる日本人たちも、未開の地に入植した。当時の居住地に、居住跡など遺産とされるものが残っている話もある。来年、アマゾン入植90周年を迎える同地で、遺産の記録などは継承されているのだろうか。
     


 連日、リオ・デ・ジャネイロで起こった事件を見聞きする。少し前にリオへ行く機会があったが、陽気なリオの気候を心地よく感じている反面、いたる所で警察が巡回している姿を目にして現実に引き戻された。リオ在住の方とボタフォゴ・プライア・ショッピングに行った際は、「先日ここで強盗事件があった」と教えていただいた。幸いけが人は出なかったものの、拳銃は持っていたそうだ。また、先日コパカバーナビーチ付近のファベーラでも発砲事件があり、観光客がパニックに陥ったとのこと。他にも、ニュースにならない小さな事件は枚挙にいとまがない。美しいリオの景色の下で増加する犯罪事件。観光する際は、新しい情報を仕入れて楽しみに行くことだ。

2018年4月13日付

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