モザイク 2018年5月15日

 美川さんが最初に舞台に登場して身につけていた薄紫色のオートクチュール(パリ・クチュール組合加盟店で注文により縫製されるオーダーメイド一点物の高級服やその店のこと)の衣装は、有名デザイナーの鈴木紀男氏がフランスから取り寄せた生地で作ったもので、「車1台が買える」(美川さん)高価な服なんだそうな。また、1回目の衣装替えで着た和服も人間国宝の作品とかで、来場した観客たちは感嘆するばかり。NHKの紅白歌合戦で毎回きらびやかな衣装を披露していた美川さんだけに、これでも地味なようです。
     


 美川さんが、こうしたきらびやかな衣装を着る影響を受けたのが、「ブルースの女王」と言われた淡谷のり子さんとシャンソン歌手の越路吹雪さんだったとか。「歌手は良い衣装を着ないと。うどんをすすっても衣装にお金をかけないと」と2人の大先輩に言われていたそうな。「まあ、うどんをすするだけでは生きていけないけどね」と語る美川さんだが、NHKの紅白歌合戦に計26回出場した際の衣装はすべて自腹だったというから、うどんどころの話ではありませんわな。
     


 美川さんの公演が行われた13日には、会場となった文協ビル下にある「カフェ喜怒哀楽」も特別開業していた。オーナーの佐藤浩香さんの話では、当日午前10時頃に楽屋入りした美川さんが同店の看板メニューを興味深そうに見ていたそうで、佐藤さんが「そぼろ丼でしたら楽屋までお持ちしますよ」と話したところ、「それじゃカレーとそぼろ丼を頼むわ」と注文を受けたとか。「今日(13日)一番のお客様が大好きな美川さんで、感激しました」と佐藤さん。美川さんの気さくさは、こんなところでも披露されていたのだった。

2018年5月15日付

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