モザイク 2018年5月17日

 「アマゾンのシンボル」と言われるマナティーは、食用としての乱獲が後を絶たない。他にも、密猟者がお目当てにするのは、ベルトコンベアー用にマナティーの強靭な皮、油をタンクに用いるなどが挙げられるという。食用としては、生息地のプルス川周辺では1kgで23レアルほどで売買されていると言い、マナティーと表記せず、知る人ぞ知る食肉となっている模様。また、肉を塩漬けにして、マナティーの油に漬けておく珍味も一部の富裕層から人気だとか。1kgではさほど値段は高く感じないが、大人のマナティーは400kgにも及ぶそうで、量が取れることで密売業者が出るという。
     


 JICA派遣のINPA研究員としてマナティーを研究するディオゴ・ソウザさん(33)によると、マナティーの野生復帰事業の中で、4人の元密猟者をアシスタントとして雇い、マナティーの生態系把握などのために、ヒアリングを行っているという。アマゾン熱帯雨林・保護区の元密猟者は、マナティーの生息地などに非常に詳しく、彼らを雇い、保護活動をすることで、「元密猟者が『保護の重要性に気付いた』と話している。これが重要なことだ」とディオゴさんは話し、「元密猟者から、密猟者に保護の重要性を伝えてもらえれば、よりプロジェクトへの注目が集まる」と語った。元密猟者らも、雇われることで生活が良くなり、密猟の必要性が無くなるだろう。
     


 ホノルル・パレードは思ったよりも速い速度で進むため、パレードの主催者のスタッフに幾度となく、「早く前に進んで下さい」と注意された。しかし、高齢者が多い我々一行は、あまり速くに移動もできない。「おいおい、無茶言わんとってくれ」と突っ込みたくもなるが、パレード全体の調和を考えると、仕方がないのだろう。まあ、ブラジルのサンバカーニバルのように各チームで点数を競い合うものではないようなので、気楽に楽しませてほしいものだが。
     


 ふるさと巡りの常連で、車椅子姿で参加したサンパウロ州アチバイア市在住の及川君雄さん(80、岩手)は今回、孫のカイオさん(23、3世)と2人で同旅行を楽しんだ。しかし、ホノルル市内を観光中に移動するバスの中で、パスポート、日本の航空チケットや、日本で使用するジャパンレールパスなどが入った大切なカバンを紛失。旅行社のスタッフを通じて参加者たちに、カバンを見た心当たりがないか確認していたところ、数日後にバスの中で無事、カバンが発見された。孫のカイオさんは今回初の同旅行について「多くの人たちから日本人の思いを感じた」と喜んでいた。大事なカバンも見つかって、本当に良かったですね。

2018年5月17日付

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