モザイク 2018年5月4日

 日本空手協会(JKA)は「空手道の研究並びに指導によって、その技術の向上と自己鍛錬の普及を図り、それをもって国民の体位の向上と健全な武道精神の涵養(かんよう)に寄与すること」を目的にしている。空手道は元々、琉球王国(現沖縄)で古くから伝わってきた武術で、「唐(中国)」の「手(武術)」という意を持つ。長期支配を受けてきた琉球王国の歴史上、素手での護身術として重宝されて発達し、独自の武術として地位を築いた。JKAは、その「(琉球拳法)唐手」を「空手道」として最初に改名し、武道空手の先駆けとして国内外への普及に寄与してきた。
     


 東京オリンピックの追加種目に掲げられているスポーツ空手はそもそも、武道空手と目的やルールが全く違う。JKAの選手の中には、武道空手をやりつつ、スポーツ空手を練習して五輪を目指している若手もブラジルには多数いるそうだ。現状では東京五輪への出場選手の選考方法は正式に決定していないそうだが、世界空手連盟のランキング上位者と、各大陸王者になるのが有力だとか。そうなると、南米からの固定枠は南米王者の1枠となる。ブラジル勢の出場を期待したいもの。
     


 JTBグルーバル・トラベル・サービス社の林栄彦ジェネラル・マネージャーによると、ハワイにはJTBの役員や社員が総勢1000人も滞在しているとかで、その数の多さに驚かされた。ハワイそのものが観光業で成り立っているため、オアフ島内の各観光地へと出向く路線バスなどの交通インフラやサービスも整っており、治安も良いため、日本人観光客が多いこともうなずける。毎年3月には主にJTBがホノルル・フェスティバルを仕切り、6月には別のフェスタ・イベントを近畿日本ツーリストが仕切っているそうな。同業他社の棲み分けもきちんとしており、さすが日本の大手旅行社は抜け目がないですな。
     


 日本酒ソムリエの石井セルソさんによれば、ブラジルでは一般的な「サケピリーニャ」という飲み方は、日本人移民のお酒の飲み方からきているという。日本人は移住当初、持参した日本酒の味が良くなかったため、塩を枡のふちに乗せて飲んだ。それを見た当時のブラジル人は、そのような飲み方が普通だと思い、カイピリーニャのように飲むようになったと言われている。記者としては飲み方に違和感を感じるが、「サケピリーニャ」を通じて日本酒が一般的になれば良い。

2018年5月4日付

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