モザイク 2018年6月12日

 「やれば、できるんですよ」と強調するのは、移民110周年実行委員長を務める菊地義治氏。7日の同欄でホンダ社の車等が当たる第2回リッファ(協力券)が残り500冊と書いたが、菊地氏自らサンパウロ(聖)市をはじめ、聖市近郊や地方を駆け巡ってリッファを販売し、残りは数百冊となったとか。この分でいけば、2回目のリッファの完売もあとわずかだが、日系社会のさらなる協力を呼びかけている。当初の110周年事業案にはなかった文協大講堂の改修工事もコロニア芸能関係者の切実な思いに応えて、実現する動きになっている様子。役にも立たない「役員」が多い中で、物事を本当に「実行」できる実行委員長に拍手を送りたい。
    


 スペインでは、汚職事件を最大の理由として社会労働党が首相の不信任案を提出し、1日に不信任決議が成されたことで、ラホイ前首相からペドロ・サンチェス首相へと政権交代が起こった。同国での不信任決議による首相交代は初の出来事となる。さらに同日、先月14日にカタルーニャ州の新知事に就任したキム・トラ氏が、独立問題で反逆罪に問われていたメンバーを新州政府内閣に入閣させていたことで中央政府から否認されていた問題も終結。トラ氏が人事を改めたことで中央政府の承認を得た。
    


 これで中央政府が掌握していた同州の統治が終わり、同州政府が統治する通常状態に戻った。政権交代によって、同州のトラ氏は直ぐに中央政府との独立に向けた対話実現を求める声明を出しており、ここ2カ月間で新首相を迎えた中央政府、同州政府の動向が注視される。同州政府は対話が実現した場合、独立に向けてどういった条件提示を行うだろうか、憶測が飛び交っている。

2018年6月12日付

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