モザイク 2018年6月2日

 吉田さんに、同性愛者として日本は暮らしやすいか聞いてみると、やや悩んだ末に「不思議な国だ」という答えが返ってきた。日本で同性愛者が嫌いという人に会ったことはない。けれど、日本で同性愛者に会うと、多くの人が周りの人へ告げたことがないと言う。「特に、職場でオープンにはできないと言われる」と隠れている人が多いそうだ。確かに、未だに日本では「出世に響く」などと言われており、偏見をもたれやすい。ブラジルとは異なり、本当の自分を出せない社会であることが浮き彫りになる話だ。
     


 今日2日に開催される予定だった「第37回錦鯉の品評会」が、トラック運転手らの抗議行動によって、鯉を運べないために延期になったという。今回の抗議行動で、中止や延期を余儀なくされるイベントが出てきているようだ。ワールドカップが今月14日に開幕することもあり、直前のイベントを延期すると日程調整が難しくなるんだとか。日系企業の操業や、日系社会の各種イベントへの影響もまだ出てくるかもしれない。
     


 スペインの首都マドリードで、刑務所から逃走していた男が連続銀行強盗9件を犯し、首都郊外で捕まったという。男は35年以上にわたって銀行強盗を続けているプロだといい、フォーマルな服装で銀行員に近づき、静かに拳銃を見せて現金を要求するそうだ。記者が過去に、アルゼンチンへ行った際にも、当時頻発していた「ケチャップ強盗(身体に液体をかけられ、「拭いてあげる」と紳士を装った人が近付いた隙に、仲間がスリにおよぶ手口)」でも、「プロは紳士的な格好をしている」と注意を促されたのを覚えている。紳士の装いには、相手を油断させる効果でもあるのだろうか。

2018年6月2日付

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