モザイク 2018年6月27日

 現代ブラジルを代表する建築家の一人で、芸術家・大竹富江さん(故人)の息子、マサシ・ルイ・オオタケ氏はブラジルや日本で約400の設計を手掛けてきた。オオタケ氏によると、現在マット・グロッソ州のパンタナールで、アクアリウム(水族館のような水生生物飼育施設)の設計を手掛けているといい、同館で使用される水や、飼育される魚などは全てパンタナールから来るそうだ。ブラジル国内の一大観光地に、新たな観光施設ができるのは約3年後だとし、オオタケ氏の作品の中でも、多くの国の人が訪れる作品・施設になるかも。
     


 菊地実行委員長の「移民110周年を成功させよう」という思いは、並々ならぬと感じる。商工会議所の昼食会でスピーチを行い、次はブラジル盛和塾へ協力を仰ぎ、更に日曜日(24日)にもサンパウロ州イツー市までリッファの購入を依頼し、5冊ほど販売したという。「協力してくれるなら、どこへでも行きますよ」と話す菊地実行委員長。一方、気になるのが菊地実行委員長ほど奔走している人の話を聞かないことだ。大きな祭典を成功させるために協力し合えば、もっと事(こと)は早く進む。日本祭りのために日本の「おもてなし」の心を今こそ発揮し、一人でも多くの人が協力すべきだろう。特に、文協評議員や役員など同関係者のリッファへの協力が少ないそうだが。
     


 18日朝に発生した大阪府北部を震源とするマグニチュード6・1の地震。5人の命が失われ、日本の報道では、9歳の女児と80歳の男性が倒壊した壁によって死亡したという。そのような恐ろしい状況に、初めて直面した訪日外国人も大勢いたようだ。しかし、地震を初めて経験した上に、報道や情報は日本語ばかりだった。必死に現状を把握しようと、翻訳ツールを使って情報収集をしている人もいたとか。大阪府は日英中韓の4カ国語で情報提供を行ったようだが、そもそもその存在を知らず、情報伝達の難しさが浮き彫りになった。また、ポ語はなかったとのこと。大阪にいる1730人のデカセギ子弟は無事だったのか、日本語で情報収集ができたのか気になるところだ。

2018年6月27日付

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