モザイク 2018年6月6日

 「ブラジルと日本の懸け橋育成交流プロジェクト」の参加者は、3世以降の若い世代が多い。しかし、さすが選ばれた人々というだけはあり、日本語が堪能な人も多かった。沖縄県人会の若手として存在感を発揮している城間セルソ明秀さんは琉球大学に在学した経験がある。また、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市出身のフィリペ・ヨシオ・ヨシザネさんは、日本語能力試験1級取得者。もちろん、日本語が得意ではない人もいた。しかし、今まで若い日系人と話しても少し日本語が分かる程度の人が多い印象だったが、今回は時折日本語で冗談を言った時に多くの人が笑って反応していたことが興味深かった。
     


 同交流プロジェクトの事前研修の日程確認中に、「タトゥー(刺青)がありますが、温泉で入浴は可能ですか?」という質問があった。日本では、未だに刺青は「ヤクザ」の印象があり、「お断り」としている温泉が多い。2015年の観光庁の調査では、約600施設中約56%が拒否をしていた。しかし、外国人観光客の急増や日本の若者にファッションでタトゥーを入れることが流行していることから、利用できる温泉は増えている。最近は「タトゥーフレンドリー」というサイトで、温浴施設や海水浴場で利用できる施設を探すことも可能。タトゥーがある人は、ぜひ調べてから日本へ行ってほしい。
     


 ペルー南部の街ナスカ近郊のパルパでドローンによる調査が行われた結果、新たに25以上の地上絵が確認されたという。見つかった絵は、丘の斜面に描かれているといい、空からでなくても見られるそうだ。2000年以上前に存在したパラカス文化時代のものとみられるそうで、砂漠にシャチや踊る女性などが描かれているとか。パラカス文化は鮮やかな色彩を用いた文化として知られ、ペルー国内の博物館などに多色の遺産が数多く展示されている。記者がナスカの街を訪れた際、地元住民らは、高速道路で分断された地上絵が複数あり、観光客が地上絵の上を歩くことで、消えかかっている絵があると嘆いていた。保護活動を行う一方、新しい絵が見つかる報道には、地元住民も喜んでいるだろう。

2018年6月6日付

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