リオで秋篠宮殿下「お言葉」 7日、日系社会・在留邦人行事

リオで秋篠宮殿下「お言葉」 7日、日系社会・在留邦人行事
「お言葉」を述べられる秋篠宮殿下(リオ/羽田記者撮影)

 「日本ブラジル外交関係樹立120周年」にあたる本年、ブラジル政府のお招きにより、再び訪問できましたことを大変嬉しく思います。1988年、日本人ブラジル移住80周年の記念式典が行われたおり、私は初めてブラジルを訪れました。このたび、妻とともに再びこの地を訪れ、日系社会の皆様とお会いできましたことは大きな喜びであります。

 本日(編集部注=7日)午前、私たちは、リオデジャネイロ植物園日本庭園改修事業を記念して実施された日本ブラジル外交関係樹立120周年記念式典に出席し、日系社会と在留邦人の尽力により、庭園が見事に改修された様子を拝見いたしました。この日本庭園が、末永く日伯友好のシンボルとして,多くの人々が訪れる場所となることを願っております。

 また、ここリオデジャネイロにおいては、日系人および日系企業の長年にわたる努力によって、日系の人々の活躍が、行政、経済、医療、法曹、農業などの様々な分野に拡がるとともに、ブラジル社会の発展に大きく貢献していることは、誠に喜ばしいことであります。と同時にこうした日系人および日系企業がブラジル政府や国民から温かく迎えられ、協力を得たことに対しても、皆様とともに感謝の意を表したく思います。

 リオデジャネイロの日系社会は、日本企業関係者などと協力し、日本文化の紹介や地元社会との交流事業を実施しておられますが、中でも、毎年8月に約2万人もの参加者を得て開催されている「日本祭り」は一大イベントとして定着し、リオ市民に対して、日本文化の様々な魅力に触れる機会を提供していると伺いました。日系社会を核とした、このような交流事業を通じて、両国間の絆が強化されていることを大変喜ばしく思います。

 今日では、日系人を中心とする約18万人に上るブラジル人が、日本に渡って在住し、両国の青少年の間で様々な交流や協力が進展しているなど、相互の往来がより盛んになっていることも大変喜ばしいことと思います。特に若い世代の皆様が、両国の友好の懸け橋として活躍されることを心から願っております。

 終わりに、日系社会の一層の発展と皆様のご健勝、そして両国の友好親善がさらに深まり、発展していくことを祈念し、私の挨拶といたします。

2015年11月10日付

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