リオ五輪後は空き部屋過剰に? IOCの要請超える部屋数

リオ五輪後は空き部屋過剰に? IOCの要請超える部屋数
海水浴客でにぎわうイパネマ海岸(Foto: Fernando Frazão/ Agência Brasil)

ホテル業界関係者が懸念

 オリンピック開催まで1年を切ったリオデジャネイロ。大手のホテルチェーンでは現在、オリンピック後に空き室が過剰に増える事を懸念しているという。13日付フォーリャ紙が報じている。

 リオ市役所が提供する税制上の優遇措置で、市内のホテルネットワークにおける部屋数は、2010年の1万9800室から14年には2万4000室に増加した。同市開発局のリオ・ネゴシオによると、16年3月までには3万7000室に増加する見込みとなっている。

 これにアパートホテル、ホステルやモーテルを追加すると、来年3月までには5万1000室に達するだろうと見込まれている。これは、国際オリンピック委員会(IOC)が要請している4万室を優に超えている。

 「部屋数の問題は解決した。しかし問題は、オリンピックの後に、どうやってこれらの部屋をお客で満たすかどうかとなっている。経済状況は悪化し、ペトロブラスが停滞している。非常に不安定だ」とホテル協会(Abih)のアルフレッド・ロペス会長は懸念している。

 フランス系列のアコル(Accor)ホテル(イビスやノーボホテル、ソフィテルやメルクーレの所有者)は、世界中のどこにもなかったほどの軒数のホテルを建設した。ここ1年以内に6軒の新たなホテルを建設し、16年までにさらに6軒建設する予定だという。

 南米ネットワークのパトリック・メンデス社長は、今後7年間に同市で不安定な状況が継続するだろうと予想しており、「こうした問題は、オリンピックを開催した国々で起きている。解決策は開催都市でイベントを行うことだ。そのため、観光当局に支援を求めている」と語っている。

 国内で3番目に大きなホテルネットワーク「BHG」のフェリッペ・ゴメス社長も、「ワールドカップ以来、かなりの部屋数を抱えている。と同時に国内の経済危機に陥った。もしオリンピックで満室となっても、その後は不安定な時期になるだろう」と懸念している。

2015年9月18日付

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