リオ小売5.8%縮む 他地域の景気回復する中で

 リオ市内の小売業界は2017年、同市が直面した経済面、治安面の危機に足を引っ張られて業績が振るわず、その結果、業界全体の年間売上高は16年実績に対して5.8%縮んだ。書き入れ時であるはずの12月の売上高は16年12月を0.9%下回り、前年同月割れはこれで12カ月連続となった。リオ市の小売業者団体(CDLRio)がまとめた調査結果として伯メディアが1月29日付で伝えた。

 同団体のアルド・ゴンサルベス代表は、17年のネガティブな結果は、17年がブラジル人にとって非常に困難な年であったということを反映しているとし、「何らかの回復をすでに得ている他の州とは反対に、前例のない政治的、経済的危機に直面しているリオの人々にとってはさらに困難な年だった。この混沌としたシナリオはすべて、州内の正規雇用の20%以上を担い、我々の経済の偉大な柱であり活力である小売業界を直撃した」としている。

 ゴンサルベス氏によると、リオ州全体では昨年上期(1~6月)だけで約1万店の小売店が店を畳み、下期に入ってからもその数は増え続けた。同氏は「リオ市内においては、好き勝手にやっている露天商や都市の無秩序が、それらを抑えこむための市当局の適切な行動がない中で、リオ市の主だった商店街にのさばり、消費者らを遠ざけさせて商売を害している」と指摘。「このような状況にもかかわらず、商業者らは各自の役割を果たした。計画して、組織した。適切な価格で適切な数量の製品を仕入れた。販売拡大と新規顧客獲得のために従業員らのトレーニングに投資した。さらに、消費者らを刺激するためにあらゆるタイプの宣伝や特売、値引きなどを実施した。しかし、それらのどれ一つをとっても、販売を伸ばすには不十分だった。その結果、1年を通して毎月繰り返されたマイナスの業績となった」と明かす。

2018年2月10日付け

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