リオ市の行方不明者 過去15年で3万3千人

 リオ・デ・ジャネイロ州公共保安研究所(ISP)のデータによると、2002年から17年の間にリオ市内で行方不明者として記録された人の数は3万3883人に上っている。一日あたり平均6人の割合となる。同州検察局の集計によれば、リオ州全体における行方不明者の70・43%が男性で、35~64歳の年齢層が多くなっているという。G1サイトが11日付で伝えた。

 2017年4月までにリオ市内で行方不明者の登録数が多い5つの警察署は、西部のカンポ・グランデ(3088人)、サンタ・クルース(2365人)、バングー(2249人)、タクアラ(2024人)、北部のボンスセッソ(1714人)となっている。

 年別でみると、15年の3066人をピークに、16年は2710人、今年は5月までに771人となっている。

 州検察局の行方不明者位置特定プログラム(PLID)によると、受け付けているケースの少なくとも12%は、精神的な問題に起因しているという。

 PLIDは10年に始まったもの。13年以降に収集されたデータでは、性別や年齢および他の指標を含む、行方不明者の異なったプロフィールが示されている。これまでに受け付けた5439人のデータによると、行方不明者の70・43%が男性で、35~64歳の年齢層が21%を占めている。

 行方不明となった理由としては、家庭内での対人衝突が35%で最も多い。以下、自分の意思で家族から離れ、自主的に接触を絶つ(19%)、精神的な問題のある患者(12%)、薬物の使用(8%)、犯罪の被害者(4%)などとなっている。

 このプログラムを担当している検察局人権マイノリティー部門のエリアネ・ジアス・ペレイラ検察官は、これらの文民警察のデータは現実的なものではなく、行方不明者数はさらに多いとの見方を示している。

 同検察官は、「重要な事は、深刻で複雑な要素が絡んでいる事象であるため、データ上の減少をこの事象全体の減少であると拙速に解釈せず、この問題に立ち向かう必要がある」と強調している。

2017年7月14日付

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