リオ市内の商店 18年に1万店が廃業

 リオ・デ・ジャネイロ市では2018年1~12月に、小売店などの商業店舗1万店が店を畳んだ。この数は17年に比べて15%多い。また、18年12月には、ブラジルの小売業界にとって年間最大の書き入れ時であるクリスマスシーズンの真っ只中であるにもかかわらず、リオ市内では1445店が店を閉じた。これは17年12月に比べて33%多い。リオの商業者団体、リオ小売幹部クラブ(CDLRio)の調査で明らかになったとして伯メディアが21日付で伝えた。

 商業者らの見方では、リオ市内の商業店舗の大量閉鎖は、リオ州が陥っている経済危機のほか、販売の落ち込み、経済活動の低迷、高い失業率、暴力、そして「露天商による商売の度を越した増加」に起因する。

 リオ小売幹部クラブの代表者は、リオ州の経済状況が消費者の行動を大きく阻害し、消費者の購買意欲にマイナスの影響を与えているとしている。さらに、都市暴力と露天商らの無秩序な市場への参入がリオ市内の商業者らの活動に大きな害をもたらしているとし、「リオの商業は昨年、保安のために15億レアル(約450億円)を費やした。この投資は、新店舗の開店や既存店の改装、従業員の訓練などといった事業の拡大に向けられ、より多くの雇用と収入を生んでいた可能性がある」と話している。

 リオ州全体では、18年12月に店を畳んだ商業店舗の数は3580店と17年12月を44%上回った。また、同年1~12月累計では、商売をやめた店の数は前年に比べて23%多い2万5920店に上った。

2019年2月22日付

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