ルーラ収監反対派 取材の報道陣を攻撃

 ブラジル調査報道協会(Abraji)は6日、首都ブラジリアの中央統一労働組合(CUT)本部前とサンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ市(以下、SBC市)内の金属労組事務所前で5日夜、ルーラ元大統領の収監に反対する人々の取材のために現場にいた複数のジャーナリスト、記者、カメラマンらが、収監反対派の人々から物理的な攻撃や言葉による攻撃を受けたとする声明を発表した。伯メディアが6日付で伝えた。

 同協会の声明によると、ブラジリアのCUT本部前ではルーラ収監反対を訴える人達少なくとも30人が、コレイオ・ブラジリエンセ紙(Correio Braziliense)の車両を取り囲み、窓ガラスを破壊するなどした。車内には男性運転手、女性記者、女性カメラマン各1人がいたが、いずれもけがはなかった。

 CUT本部前では、テレビ局SBT(Sistema Brasileiro de Televisão)の取材チームも人々に取り囲まれて「お前達はここから出て行け」などと脅されたほか、ロイター通信の男性カメラマンは敵対行為を受けて現場から立ち去らざるを得ない状況となった。

 また、SBC市内の金属労組前では通信社アジェンシア・エスタード(Agência Estado)のカメラマンが、CUTのシャツを着た男から複数の卵を投げつけられた。

 同協会は声明で「報道陣に対する暴力はいかなる状況においても容認できるものではない。ジャーナリストの職務執行を妨害することは民主主義を攻撃するということだ。加害者らは当局によって特定され、処罰されるべきだ」と訴えている。

2018年4月7日付

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