レシフェ領事事務所 1日から総領事館に昇格 丸橋次郎氏が総領事に就任 移民110周年事業にも意欲

レシフェ領事事務所 1日から総領事館に昇格 丸橋次郎氏が総領事に就任 移民110周年事業にも意欲
在レシフェ総領事館が入居しているビル(右、2015年 月本紙撮影)
 今年1月1日から、在レシフェ日本国領事事務所が総領事館に昇格した。新たに総領事として着任したのは、元在サンパウロ総領事館首席領事の丸橋次郎氏(61、大阪)。同公館は2009年度まで総領事館として機能し、10年度から出張駐在官事務所への格下げを経験。その後、領事常駐の領事事務所という名称になっていた。近年、伯国北東部の日系進出企業が増加した状況も踏まえての昇格だという。丸橋総領事は「移民110周年を盛り上げる日系団体をサポートしていきたい」と周年事業への抱負も語った。

 同公館は今回の格上げによって8年ぶりに総領事館へと返り咲いた。

 同公館は、ペルナンブコ州、セアラー州、リオグランデ・ド・ノルテ州、パライバ州、アラゴアス州、セルジッペ州、バイア州と北東部の7州を管轄する。同7州には現在、約1200人の在留邦人(日本国籍者)が居住している。

 領事事務所時との業務内容・役割の変化については「領事業務として変更点は無く、これまで通り行います」とし、公館規模については領事2人の体制から丸橋総領事の着任で3人体制となった。

 現在、同公館の独立したホーム・ページは調整中だが、近日中に公開される予定となっている。

 近年、北東部に注目・関心が集まる中、日本から進出企業が増えていたが、現在は現状維持の格好で、新規参入企業が目立つわけではないという。

 丸橋総領事は「北東部の発展の可能性を見据えて、日本とブラジル間の関係強化に努めたい」と話し、北東部の重要性を強調した。

 外務省は「平成29年度予算概算要求」の中で、在外公館の強化について「外交活動の基盤であり、在外邦人の安全確保の拠点・最後の『砦』『日本の顔』に相応しい在外公館の実現」と掲げており、世界中で9公館が新設(大使館5、総領事館3、政府代表部1)された。また、人的体制の強化についても「外務省定員の大幅な増員=155人の純増」を発表している。他主要諸国と比較して在外公館数・人員の配備が未だに低い水準であることが理由だと明記されている。

 また、移民110周年の節目の年での昇格について丸橋総領事は「サンパウロ在勤時に移民100周年を迎え、今回再び周年事業に巡り会えた。サンパウロやパラナなどの南部と比べると日系社会は大きくないが、日系社会との交流、周年事業でのお祝いをしたい」と語り、具体的には「レシフェの日本祭りや、サルバドールの日本祭りなどを中心に移民110周年を盛り上げる日系団体をサポートしていきたい」と語った。

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