ワクチン接種を市民に限定 マイリポラン市=黄熱病

 サンパウロ市近郊の街、マイリポラン市の市役所は17日、同市内の保健所などで行っている黄熱病予防接種の他市住民への提供を停止した。同市内の保健所等で黄熱ワクチン接種を受ける際には、同市に居住していることを証明できるもの(電気料金の請求書など)を提示しなければならなくなった。マイリポラン市は、市民全体(9万5000人)の90%以上が、すでに黄熱ワクチンの接種を受けたとしている。

 同日付伯メディアによると、同市の保健局長は「我々はこの1週間に侵略された。(予防接種の)対応の容易さ、迅速さ、機敏さを求めて、大サンパウロ都市圏内の他の街から数千人の人々が我々の街にやって来た」と話す。

 ニュースチャンネル「GloboNews」の取材チームはマイリポラン市内の4カ所の保健所で、予防接種を受けるために他市からやって来た人達を確認した。サンパウロ市内東部のイタケラ地区に住んでいるというカップルは取材に対し、サンパウロ市内の保健所等ではワクチン接種を求める人達が長蛇の列になっているので、それを嫌ってマイリポラン市に来たと話した。

 マイリポラン市役所は16日、黄熱病の発生を受けて保健面における公衆災害事態を宣言した。市当局によると、同市内ではこれまでに11人の黄熱病感染例が確認され、そのうち6人が死亡している。

 公衆災害事態宣言により、同市の公務員らは、市内における黄熱病撲滅活動のために再編成されることになる。同市保健局長は宣言について、市の目的はワクチン接種によって市民らの免疫性を高めることよりも、病気を媒介する蚊の繁殖地を除去することにあると説明する。

2018年1月18日付け

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