上場企業の利益 上位5社中4社は銀行 17年3Q

 ブラジルの上場企業の中で2017年第3四半期(7~9月)の純利益が最も大きかったのは資源大手のバーレ(Vale)だった。企業の財務情報を提供するエコノマチカ社(Economatica)によると、バーレの今年第3四半期の純利益は16年同時期よりも288%大きい71億4000万レアル(約2499億円)に上った。伯メディアが16日付で伝えた。

 バーレに次いで大きな利益を上げた上場企業としては大手銀行が名を連ねた。民間最大の銀行であるイタウ・ウニバンコ(Itaú Unibanco)は60億7000万レアル(約2124億円)、ブラデスコ銀行(Banco Bradesco)は28億8000万レアル(約1008億円)、国有のブラジル銀行(Banco do Brasil)は28億4000万レアル(約994億円)、そして外資のサンタンデール銀行(Banco Santander)は17億9000万レアル(約626億円)の純利益をそれぞれ計上した。これら4行の純利益の合計は、16年第3四半期に対して10.4%膨らんだ。

 エコノマチカ社の調べによると、ブラジルの上場企業299社の17年第3四半期の利益の合計は323億レアル(約1兆1305億円)と16年同時期を29%上回った。なお、比較対象期間の利益の変動が非常に大きいバーレ、国営石油会社ペトロブラス(Petrobras)、経営再建中の電気通信事業者オイ(Oi)、ラテンアメリカ最大の飲料会社アンベブ(AmBev)をはじめとする7社の数字は、全体の研究を歪めるためこれに含まれていない。ちなみに、除外された7社を含めた場合、17年第3四半期の上場企業の利益の合計は前年同期比154.5%増の380億レアル(約1兆3300億円)となる。

 業界別に見た場合、最も大きな利益を上げたのは銀行だった。上場している銀行21行の利益の合計は16年同期比10.5%増の148億レアル(約5180億円)だった。銀行に次いだ電力業界の利益は同3.8%減の27億レアル(約945億円)だった。

 これらとは逆に、17年第3四半期の損失が最も大きかったのは建設業界で、損失額は21社を合わせて3億8100万レアル(約133億円)に上った。商業の損失は3億3750万レアル(約118億円)と建設に次いで大きかった。

2017年11月25日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password