今年で20回目の来伯 オペラ歌手の田中公道さん

今年で20回目の来伯 オペラ歌手の田中公道さん
あいさつに来社した中田公道さん夫妻

 今年で20回目の来伯となるオペラ歌手の田中公道さん(80、島根)が、あいさつに来社した。

 田中さんは、1996年にブラジル島根県人会の40周年に合わせて初来伯した際、山川健一さん(故人)から言われた、「日系人の慰問コンサートをしないでくれ。ブラジル人と対等に競うものを広めてくれ」という言葉を大切に、毎年のように来伯して公演を続けてきた。

 今回の滞在は来年の1月中旬までの予定で、30数回の公演を予定している。カンピーナス市の楽団での公演などの他、アルジャ市の花祭り、アチバイア市の花祭り他、サルト市や、ブラガンサ・パウリスタ市も訪れる予定だ。サンパウロ市内では、ブラジル日系熟年クラブ連合会の会館でも公演を行う。

 田中さんは、日本では大阪芸術大学で教鞭を執ってきた他、中国でも計88大学で指導をしてきた経験も持つ。伯国ではこれまで既に約270回の公演を行い、チリ、パラグアイ、ボリビアなど、南米各地でも公演活動を行ってきた。

 「対象(鑑賞客)はブラジル人が多いけど、お世話になっているのは日系人の方々。日系社会で公演をする機会があれば、どこへでも行きたい」と話した。

 今回の来伯の目標については、「年を取ると、心肺機能も筋力も落ちるから、何度も声の出し方を変えてきた。80歳には80歳の出し方、響きがある。80歳になってもへしゃげる(へこむ)んじゃなくて、まだ花を咲かせようという心意気がある。それを聴いてほしい」と意欲を見せていた。 

2017年9月5日付

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