今年の高等教育試験 不正防止対策を強化=Inep

今年の高等教育試験 不正防止対策を強化=Inep
サンパウロ市内の試験会場前で受験生たち(昨年のEnemで)(Foto: Rovena Rosa / Agência Brasil)

 今年度の国家高等教育試験(Enem)が今月5、12日に実施される。アニジオ・テイシェイラ国立教育研究院(Inep)が今年のEnem実施にあたって講じる不正防止に向けた措置について、アジェンシア・ブラジルが10月31日付で伝えている。

 今年のEnemは670万人が受験する予定となっている。5日は人文科学、言語、作文の試験、12日は数学と自然科学の試験が行われる。

 試験実施中には、100人に付き1台に相当する6万7000台の金属探知機が使用される。これらの探知機は、全国1万3632カ所の試験会場にある全てのトイレを出入りする受験者達の検査に使用される。

 小型電子受信装置の検出器は今年から、いくつかの試験会場で試験的に使用される。このシステムは、Wi―Fiやブルートゥースの無線周波数により、ブロードバンドのモバイルネットワークの信号を伝達する装置を発見できるという。

 その他に、受験者達の指紋の収集など、以前の試験の際にも実施されていた措置も維持される。

 また、今年のEnemでは初めて受験者を特定する形式となり、試験の問題と解答用紙に受験者の氏名と受験番号が印刷される。試験を受け取る際に受験者達は、問題と解答用紙の数量が同じかどうか、そして自身の氏名が正確に記載されているか、図表の不備がないかどうかを確認する必要がある。

 Inepでは、試験と解答カードの確認は、解答の書き写しを容易にする事に加えて、試験中の不正行為の可能性を防止するのに役立つとしている。問題用紙の色は引き続きいくつかの色で分けられているが、解答用紙に問題用紙の色を記入する必要はなくなった。昨年までは、受験者自身が解答用紙に問題用紙の色を記入しており、異なった試験を受けている受験者達の間で情報を交換する事が可能だった。解答カードに問題用紙の表紙に記載されているセキュリティーフレーズを書き写す事は依然として必須となっている。

 解答カードと作文用紙にも受験者の氏名が記載されており、問題用紙と共に午後1時から配布される。この時間の後には、受験者達は試験監督同行の下でのみトイレに行く事ができ、試験開始後2時間経過した後にのみ会場を出る事ができる。試験終了30分前より以前に問題用紙を持って会場を出ることはできない。

2017年11月2日付け

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