今年1月の貿易黒字21.9億ドル ここ3年間で最小

 経済省の1日発表によると、ブラジルの2019年1月(22営業日)の貿易額は輸出が185億7900万ドル、輸入が163億8700万ドルで、収支は21億9200万ドルの黒字となった。この黒字額は18年1月のものに比べて22.4%小さく、1月のものとしてはここ3年間で最小。
 今年1月の1営業日当たりの輸出額は8億4450万ドル。前年同月に対しては9.1%大きかったが、前の月に対しては13.6%減と大きく縮んだ。

 分野別の輸出額は、1次産品が83億1400万ドル(前年同月比10.1%増)、完成品が73億4100万ドル(同15.2%増)、半製品が29億2100万ドル(同11.1%増)と、いずれも1年前に比べて拡大した。1次産品の中ではトウモロコシ(同56.6%増)、原綿(同44.5%増)、銅鉱石(同37.5%増)、大豆穀粒(同37.1%増)、大豆ミール(同21.8%増)などの輸出額が大きく伸びた。完成品の中では飛行機用エンジンおよびタービンの部品(同172.6%増)、飛行機(同124.8%増)、燃料油(同101.8%増)などの、また半製品の中では鋳鉄(同123.7%増)、銅カソード(同48.8%増)、パルプ(同42.5%増)などの輸出額の拡大が目立った。

 19年1月の主要輸出先5カ国は中国(40億6900万ドル)、米国(23億1100万ドル)、パナマ(13億3800万ドル)、オランダ(6億8300万ドル)、アルゼンチン(6億8100万ドル)だった。パナマは通常ここに名を連ねることはないが、今年1月には石油プラットフォームによって輸出額が大きく膨らんだ。

 一方の輸入額は、1営業日当たり7億4480万ドルと、前年同月を15.4%、前月を15.3%、それぞれ上回った。

 18年1月との比較では、資本財の輸入額が156.2%増、中間財の輸入額が3.6%増と伸びた一方で、燃料・潤滑油と消費財の輸入額はそれぞれ12.5%と3.5%の落ち込みを見せた。資本財の輸入額の伸びは主に石油プラットフォーム、貨物用車両、ヘリコプター、印刷機などが引っ張った。燃料・潤滑油の落ち込みは主に軽油、天然ガス、電力の輸入減少による。また、消費財は主に乗用車、医薬品類、キャンバス素材の履物などの輸入額減少によって縮小した。

 19年1月の主要輸入元5カ国は中国(51億4800万ドル)、米国(22億6700万ドル)、ドイツ(8億9300万ドル)、アルゼンチン(7億9600万ドル)、インド(4億3300万ドル)だった。

2019年2月4日付

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