企業の景況感悪化 半年で最低の水準

 ジェツリオ・バルガス財団(FGV)がまとめた2018年5月の企業信頼感指数は前の月よりも0.6ポイント低い92.8ポイント。17年11月(92.1ポイント)以降で最低の水準にまで下がった。FGVは製造業、サービス業、商業、建設業の景況感を探り、毎月、企業信頼感指数としてまとめている。

 5月29日付伯メディアによると、エコノミストでFGVブラジル経済研究所(Ibre)の公的統計部門の責任者のアロイジオ・カンペロ・ジュニオル氏は「今年初めに安定した後、経済の緩慢なペースへの不満、政治的不確実性、そして外部状況についての良くない見通しの影響を受けて、企業信頼感は2カ月連続で低下した」と説明する。

 カンペロ氏は、5月調査の回答回収は同月23日が最終日だったため、燃料高騰に抗議するトラック運転手らによる職務放棄の影響を捕捉する時間はなかったが、この抗議行動の経済的、政治的な広がりが6月に企業各社の見通しを悪化させる可能性があると指摘する。

 同指数を構成する各サブインデックスの今年4月から5月にかけての動きは、現況についての評価を表す指標は16カ月続いた上昇が止まって横ばい、先行きへの期待感を表す指標は0.9ポイント悪化して17年12月以降で最も低い水準にまで落ちた。

 各産業の信頼感指数の動きは、商業は前の月から4.1ポイント悪化、サービス業は2.4ポイント悪化、製造業と建設業はほぼ横ばいだった。

2018年6月9日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password