伯ウォルマート、オンライン販売事業の終了を発表

 世界最大のスーパーマーケットチェーンである米ウォルマート(Walmart)のブラジル法人は10日、ブラジル国内におけるオンライン販売の終了を決定したと発表した。同社によれば、オンラインによる販売は「同社の総売上高の最も小さい割合」を占めているにすぎない。伯メディアが同日付で伝えた。

 ウォルマート・ブラジルは、これから市場に向けて発表されることになるであろう新たなビジネス戦略に取り組んでいると明かしたが、発表の具体的な日時については公表していない。

 同社はこの日発表した声明の中で「ウォルマート・ブラジルは本日、当社のデジタル戦略の再構築の最初のステップを発表する。まず初めに、今日当社の売上高全体の最も小さな部分を担っているマーケットプレイスのオペレーションが中止されることになる」と告げ、顧客向けのメッセージの中で「我々はデジタルの世界の重要性を理解しており、あなた方すべてに対してより良いオンライン体験を提供する新たなプロジェクトに取り組んでいる」とした。

 国際市場調査会社のユーロモニター・インターナショナル(Euromonitor International)によると、2017年時点で世界市場の3.3%を占めていたウォルマートはアマゾン(2.4%)、アリババ(1.3%)を抑えて世界最大の小売企業の座に君臨している。しかしブラジル国内市場においては、仏小売チェーンのカジノ・グループ(Grupo Casino)傘下のGPA(パン・デ・アスーカル・グループ)がシェア6.4%でトップの座にあり、仏小売チェーンのカルフール(Carrefour)が3.1%で2位、そしてウォルマートはシェア2.6%で3位に甘んじている。

 なお、ウォルマート・ブラジルの事業の80%は、プライベート・エクイティ・ファンドの米アドベント・インターナショナル(Advent Internacional)によって18年6月に買収されている。

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