伯国が3位へと上昇 欧州へのコカイン密輸

 国連薬物犯罪事務所(UNODC)は22日、伯国から欧州諸国へ密輸されたコカインの押収回数が近年増加を続けており、欧州への麻薬取引ルートの中で伯国は3番目に高いと発表した。
2005~09年の期間で、伯国から密輸されたコカインが押収された回数は25回から260回と約10倍増となった。ただし、押収量自体は339キロから1500キロへの増加にとどまっている。

伯国からの密輸が増えたとはいえ、約6500キロが押収されたベネズエラと約2500キロのエクアドルが、現在も欧州諸国への主要コカイン取引ルートとなっている。なお伯国は、以前上位だったメキシコ、パナマ、ドミニカ共和国を抜いて3位となった。
UNODCによると、伯国から持ち込まれるコカインの量が少なかったのは、麻薬を荷物や身体に隠して密輸する「素人」の運び屋を使うケースが多いからだという。一方、ベネズエラからの密輸戦略は、大量の麻薬を海上から港へと運び入れる大掛かりなものだ。
しかし国連では、現在の状況は変化していくだろうと警告している。09年2月には、パラナ州パラナグア港でコンテナに隠されていた3800キロのコカインが押収されている。同コンテナは、麻薬の国際密輸組織の拠点があるルーマニアへと送られる予定だった。

2011年6月29日付

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