伯国家族の6割が借金抱える

  個人の収入増が後押し

伯国では10家族のうち6家族が、先日付小切手やクレジットカード、食肉店・他人からの借入金、自動車や保険の支払いなどにより、何らかの借金を抱えていることが分かった。国内5700万家族のうち3600万家族が月平均で874レアルを借金の返済に回しているという。ブラジル中央銀行と国家債務不履行調査会が、27都市1万8千人を対象に調査を実施した。

2010年5月の調査では債務を抱えている家族が58.7%だったのに対し、今年5月は64.2%だった。その中で債務不履行の状態にある家族が8.6%に上っていることも判明した。
経済学者のファビオ・ピナ氏は「家庭債務の増加はクレジットカードなどの信用取引の利用増加が主な原因だが、返済遅延拡大のリスクははらんでいない。なぜなら債務増加のペースがクレジット利用額の増加のペースより低いから」と説明している。

中銀のデータによると、許可されている個人のクレジット使用額は10年3月が3445億レアルだったのに対し、今年3月が4428億レアルと前年比約28.5%増だった。
また、全国クレジット機関協会(Acrefi)の経済学長のニコラ・チンガス氏は「インフレの上昇が個人収入の増加を後押しした結果、債務もそれに伴って上昇しており、すでに返済遅延等の増加傾向は認識していた。しかし、現在の状況をコントロールできないわけではない」と強調した。

2011年5月27日付

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