伯国書道愛好会の若松名誉会長 13日から「書道講師養成講座」開始

 ブラジル書道愛好会(石川爽香会長)の若松如空名誉会長(87、茨城)が講師を務める「書道講師養成講座」が、13日午前10時から正午までサンパウロ(聖)市リベルダーデ区のブラジル日系熟年クラブ連合会(熟連、上野美佐男会長)で始まる。

 同講座の講師を務める若松氏は、熟連で書道教室を約20年続けている。しかし、現在の書道教育を続けていくには限界があるとし、「教室の生徒は日本人や日系2世が中心で、3世や4世、非日系人は、ごくわずか。続けるのも難しい」と話す。

 また、危機感を抱いているのが、後継者の問題。「書道は筆のコントロールが難しくて、大抵の人は長く続かない。20人習いにきて、1人残ればよいくらい。10年続けないと講師までなれない」とし、状況を打破するためにこのたび、新しく同講座を始めることにしたという。

 「ブラジルの人にとって、書道は『絵』のような感覚」とし、「ポ語も交えながら、最初は古代文字など簡単な文字から始めて、だんだん楷書を教えようと思っている」と現段階の企画を語る若松氏は、その他、カタカナで自分の名前を書くことなど、「いかに興味を持ってもらえるかがポイント」だと説明した。

 同氏は「非日系人でも良いので、4、5人ほど後継者を育成できたら良い。2年間ほど育てれば、初等科の先生になれる人も出てくる」と話し、「自分が90歳になるまでに、書道講師を育成して書道の普及を拡大させたい」と意気込んだ。

 同講座の期間は2年。授業は第2、第4金曜日の午前10時から正午まで。募集人員は25人。授業料は1回10レアルで、教材5レアル。

 申し込みは熟練事務局(電話11・3209・5935)、または若松氏(電話11・4083・2667)まで。

2018年7月12日付

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