伯空軍CINDACTA司令官に 日系3世の足達マルコス氏が就任

伯空軍CINDACTA司令官に 日系3世の足達マルコス氏が就任
司令官に就任した足達氏(提供写真)

 ブラジル空軍CINDACTA(航空管制統合センター)第2領域司令官の任命式が1月19日、パラナ州クリチバ市のバカシェリ空軍基地で行われ、日系3世の足達(あだち)マルコス・ケンタロウ氏(46)が同司令官に就任した。

 任命式には、ブラジル空軍高官や州政府関係者、在クリチバ日本国総領事館から木村元(はじめ)総領事など総勢約600人が出席した。今後、足達司令官はパラナ州やサンパウロ州南部など主要8州を管轄するという。

 足達司令官は、1992年に空軍士官学校を卒業後、ブラジル空軍に入隊。これまでにフロリアノーポリス、ベレン、フォルタレーザ、クリチバ、ブラジリアと6カ所の空軍基地に勤務し、数年前から2回目のクリチバ勤務となっていた。また、フロリアノーポリス駐在時には、サンタ・カタリーナ国立大学法学部(夜間)も卒業している。

 足達司令官の父・剛也(たかや)さん(85、兵庫)は、神戸大学OBで学生移住連盟の創立メンバーでもある。同大卒業後に南米銀行への就職に伴い、1957年に渡伯。その後、日系商社や食品会社に勤務後に独立し、マリンガに転住。足達司令官は長男としてマリンガ市で出生し、妹との2人兄妹。剛也さんと夫人のヨシコさん(78、2世)はその後、クリチバ市に移り住んで36年になるという。

 母親のヨシコさんによると、足達司令官は子供の時から几帳面で何も言わなくても自ら進んで勉学に励んでいたとし、ヨシコさんには「(司令官になったことで)これからまた、忙しくなる」と言葉少なに話していたそうだ。

 足達司令官の今回の就任について剛也さんは、本紙の電話取材に対し、「ブラジルの公職機関で日系人が上まで行くことは珍しく、日本人として本当に嬉しい」と喜びを表していた。

2018年2月10日付

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